ラバーバンドのリュックへの付け方完全ガイド|ラババンリュックをおしゃれに仕上げるコツ
Charlotte Adams
Updated on July 17, 2026
ラバーバンドのリュックへの付け方完全ガイド|ラババンリュックをおしゃれに仕上げるコツ
ライブ会場やフェスの入場列。あちこちに見かけるのが、カラフルなラバーバンドをびっしり並べたリュックを背負う人たちだ。あれ、一体どうやって付けているのか気になったことはないだろうか。実は、ラババンの収納方法でもありファッションとして人気のカスタマイズ方法となっているが、どんなリュックにもつけられるわけではない。リュックの構造や選び方、付け方のコツを知らないまま挑戦すると、思ったような仕上がりにならないこともある。この記事では、ラバーバンドのリュックへの正しい付け方を、リュック選びの基準からおしゃれに見せるポイントまで丸ごと解説する。
ラバーバンド(ラババン)とは何か
ラバーバンドとは「シリコン素材のゴムバンド」のことで、シリコンバンド・ラババンとも呼ばれる。主な原料はシリコン樹脂であり、気温・紫外線・水に強いほか、ゴムのような弾力性と伸縮性が特徴だ。もともとは慈善活動や社会運動のシンボルとして世界中に広まったアイテムだが、その後スポーツ選手やストリートファッションのアイテムとして定着し、近年ではライブやフェスの定番商品として欠かせない存在となった。
1つ500円前後と、イベントグッズとしては比較的購入しやすい価格帯で販売されており、アーティストオリジナルデザインロゴやバンド名が印字されているものなど、種類も豊富でコレクターグッズとしても人気だ。集めれば集めるほど増えていくのがラバーバンドの宿命で、手首に付けきれない分をどう活用するかが、ファンにとっての永遠の課題になっている。
なぜリュックに付けるのか——ラババンリュックの魅力
ライブやフェスの会場でラバーバンドをリュックにたくさん付けている人を見かけることがある。リュックにラバーバンドを付けるカスタマイズは「ラババンリュック」と呼ばれ、ファンであることをアピールできるファッションとして人気がある。単純に「推しグッズを見せたい」という感情が出発点にあるわけだが、それだけではない。
ラバーバンドをリュックに付ける意味には、主に「自己表現」と「実用性」の2つがある。自分の趣味や関心をアピールできるため、個性を演出するアイテムとして活用されることが多い。たとえば好きなアーティストのロゴが入ったラバーバンドを使えば、同じ趣味を持つ人との会話のきっかけになる。荷物の目印として使うなど、意外と実用的な側面もある。
ラバーバンドが付けられるリュックの条件
まず絶対に押さえておきたいのが、リュックの「構造」だ。どんなリュックでもラバーバンドを付けられるわけではない。ラバーバンドをリュックの背面にずらりとつけるには横向きのストラップが必須になる。縦向きのストラップでも付けられるが、横向きのほうが圧倒的に見栄えがいい。
サイズ感も重要な判断ポイントだ。一般的なサイズのラバーバンドの内寸は直径約6センチくらいになるので、ストラップの幅が広すぎるとラババンをつけることができない。ラババンを潰せば9センチくらいまではギリギリ入るが、あまり潰れると見た目がよくないのでベルト幅が6センチ以内のものを選ぼう。
ストラップの幅が4センチ程度であれば小さめのラバーバンドでもきれいに取り付けることができる。素材や構造によっては、ストラップがついていてもラバーバンドが通らないケースもあるため、できるかぎり現物を確認してから購入するのがよいだろう。
ラババンリュックにおすすめのリュックタイプ
では具体的にどんなリュックが向いているのか。リュックにラバーバンドをたくさん付けるなら、スケボーリュックを選ぼう。スケボーリュックには、スケボーを付けるための横向きストラップが付いており、ストラップの幅が6センチ以内のリュックなら、ラバーバンドをリュックの後ろに並べておくことが可能だ。
スケーターブランドのリュックであればラババンリュックとして活用できることがほとんどだ。また、スケボーをつけるためのストラップがついたスケーターリュックや、リュックの側面に荷物を固定するためのストラップがついたアウトドア用リュックもラババンリュックとして使うことができる。
アウトドアブランドのリュックには両サイドにストラップがついていることが多く、こちらにもラバーバンドをつけることができる。容量については、日帰りやデイリーユースの場合は20〜30L、宿泊をともなう場合は30L以上を目安に自分の使い方にあったサイズ・容量を選ぼう。
ラバーバンドのリュックへの基本的な付け方
肩ベルトや収納用のストラップの部分に、ラバーバンドを通すのが基本だ。やり方はシンプルで、ストラップの一端を少し外すかずらして、そこにラバーバンドを一本ずつ通していくだけ。並べ方は左右均等でも、あえて間隔を変えて動きをつけてもいい。
スケボーリュックがない場合は別の方法もある。100円ショップなどで買えるカラビナを使う方法があり、カラビナのリングをフロントポケットのファスナーの穴に取り付けて、ラババンを通せば完成だ。スケボーリュックほどたくさんは付けられないが、シンプルでポップなライブ仕様のオリジナルリュックになる。
リュックにラバーバンドを通せる部分がない場合は、カラビナなどのアイテムを使って外付けしてもよい。最近では、ラバーバンドを取り付けるためのループストラップが付いたリュックが販売されているので、大量のラバーバンドを付けたい場合は購入を検討してみてはいかがだろうか。
専用グッズを使った取り付け方
ラバーバンドをより手軽にまとめてリュックに飾りたいなら、専用のホルダーを使う手がある。「ラババンコレクションホルダー」はベルト部分にお好きなラバーバンドを数本通してボタンを留めるだけで使える。ボタンは2つついているので簡単なサイズ調節も可能で、キーホルダーフックは取り外し可能なので直接ベルトを鞄に付けることもでき、金具の無い鞄にも簡単に付けることができる。
またラバーバンドをキーホルダーに変換して付けるという方法も広まっている。「ラバーバンドキーホルダー」はタワーレコードで販売している、ラバーバンドをキーホルダーに変身させることができるオリジナルパーツで、Sサイズ(12mm用)・Mサイズ(20mm用)・Lサイズ(25mm用)の3種類があり、各サイズシルバーとブラックの2色展開となっている。これを使えば、ストラップがないリュックでも問題なくラバーバンドを飾ることができる。
おしゃれに見せるための付け方のコツ
付けられることと、おしゃれに見えることは別の話だ。ただストラップにドバッと通せばいいというわけではない。
リュックにラバーバンドをつける際は「どこに付けるか」が印象を大きく左右する。まず基本的には、ショルダーストラップやジッパーの引手部分につけるのが一般的で、手に取りやすく視線が集まりやすい場所なので、アクセントとしても効果的だ。目立ちすぎないように1〜2本程度に抑えると、程よい存在感になる。
色の選び方も重要だ。黒や白などのベーシックカラーのリュックには、差し色として明るめのラバーバンドを1〜2本添えるとアクセントになる。反対にラバーバンドが派手すぎると全体がまとまりづらくなるため、落ち着いた色味やトーンを揃えるのがポイントだ。
黒いリュックに明るい色味のラバーバンドを付けると素敵なアクセントになり、カジュアルでシンプルなデザインのリュックにいくつかつけると、色の統一性を持ったラバーバンドをつけているとこなれている感じが出る。配置についても工夫が必要で、左右対称にせず「片側だけ」「低めの位置」など少し外した場所につけると、さりげないこなれ感が出る。タグやジッパーに巻きつける形にすると、自然と馴染んで目立ちすぎない。
ダサく見えないための注意点
ラババンリュックがダサく見えるかどうか、気になる人も多いはずだ。率直に言えば、付け方次第で印象はがらっと変わる。
リュックを覆うくらい何個も重ね付けするつけ方だとやりすぎ感が出る。じゃらじゃら付けている人を見ると自己主張が強すぎる感じがすることもあり、明るめカラーのリュックにつけていると幼稚な感じに見えてしまうこともある。ライブ会場では大量に付けることがひとつの文化だが、日常使いや通学シーンでは別の基準が必要だ。
カバンの素材や形に合った位置に付けることが重要で、キャンバス生地のカジュアルなトートバッグであればラバーバンドは自然に馴染みやすいが、レザーやきれいめな通勤バッグには向いていない場合もある。また取り付け位置によっては邪魔になることもあるため、ジッパーの開閉部や頻繁に手が触れる持ち手部分は避け、サイドや下部など機能性を損ねない場所を選ぶと良い。
大きめのラバーバンドを扱う場合も注意が必要だ。サイズが大きいラバーバンドをそのまま巻きつけるとたるんで見えてしまうことがある。このようなときはバンドを二重に巻いて引き締めたり、カラビナや金具に通して吊り下げる方法が効果的で、これにより見た目がコンパクトに整い不格好な印象を与えない。
シーン別・付け方の使い分け
ラバーバンドのリュックへの付け方は、使うシーンによって変えるのが正解だ。
男性なら、ライブなどに行く時に沢山付けて他のシーンでは5個くらいにしておくとさりげなくておしゃれだ。ライブやフェスでは存在感を出すほうが雰囲気に合っているが、学校や日常のお出かけでは数を絞ってスッキリ見せるほうがバランスがいい。
通学で使う場合は特に慎重に。ラバーバンドをたくさん付けすぎると文字やイラストが重なって見えなくなってしまうので付けすぎには注意が必要だ。せっかくお気に入りのアーティストのデザインが入っていても、重なって見えなくなってしまっては本末転倒だ。5本前後を目安に、デザインが見える状態を保つのが理想的だろう。
リュック以外でのラバーバンドの活用法
リュックへの付け方をマスターしたら、他の活用法も知っておくと便利だ。ボディバッグの肩ベルトに、ラバーバンドを付けるのも音楽好きをアピールできていい。ボディバッグはアーティストがグッズとして販売することもあるので、組み合わせて使うのもおすすめだ。
キーホルダーへのアレンジも根強い人気がある。自作する際には紙などをまとめるゼムクリップとナスカンを使い、ナスカンにゼムクリップを通してからクリップでラバーバンドを挟む。クリップのバネ部分を取り外せばラバーバンドキーホルダーの完成だ。手軽に作れる割に、鞄やスマートフォンに付けることができて見栄えも申し分ない。
ラバーバンドのリュック付け方まとめ
ラバーバンドをリュックに付ける方法は、大きく分けて三つある。横向きストラップが付いたリュック(特にスケボーリュック)に直接通す方法、カラビナを使って外付けする方法、そして専用のコレクションホルダーやキーホルダーパーツを活用する方法だ。どれも難しくはないが、仕上がりのかっこよさはリュックの選び方と付け方の工夫で大きく変わる。
大切なのは、付ける数と場所と色のバランスだ。ライブ会場では思いきり大量に飾り、日常使いでは数を絞って引き算の美学を意識する。好きなアーティストへの愛を表現しながら、自分らしいスタイルとしてラバーバンドを使いこなすことができれば、それがいちばんおしゃれな付け方になる。ぜひ自分に合ったラババンリュックを作り上げてほしい。